読書・観劇記録、音楽メモを中心とした備忘録ブログです。
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松本隆/風街図鑑~風編~
松本隆/風街図鑑~風編~ (JUGEMレビュー »)
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1曲ごとに寄せられた本人コメントが面白い。思い入れの濃淡に思わずほくそえんでしまう。
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pal@pop (JUGEMレビュー »)
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ケミカルなんだけどナチュラル。一度聴いたら病み付きになる名盤です。
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NOBUNAGA<信長>―下天の夢―/Forever LOVE!! / 宝塚歌劇月組

日本史に非常に弱いので、歴史ものの作品についていけるか不安だったのですが、それなりに楽しめました。話の筋はところどころおぼつかないのですが。

トップスター龍真咲のサヨナラ公演ということだったのですが、しんみりした感じはほとんどなかったです。ショーも明るく楽しくパワフルなシング&ダンスで、ピンク色の衣装が印象的でした。

個人的には美弥るりかがチャーミングな顔で目立つので、オペラグラスの視界によく入ってきて、華やかだなァと目を奪われました。

次期トップの珠城りょうも、芝居のほうの役ははっきりいって二番手格よりは落ちると思いました。でも次の公演からは彼女が男役トップスター。ステージの真ん中に立つことで成長していってほしい。でも、凪七瑠海が専科入りすることで単独二番手になった美弥るりかがいるから、彼女への配慮で早期退団も考えられる・・・うーぬ。

悩ましい点はいくつかあるのですが、続投の愛希れいかとのコンビで若さでスパークしてくれることを楽しみにしています。

龍真咲も退団後の活躍を願いつつ。

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魔法飛行 / 加納朋子
魔法飛行 (創元推理文庫)
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  • 発売元: 東京創元社
  • 価格: ¥ 605
  • 発売日: 2000/02
  • 売上ランキング: 168615
女子短大生・駒子とその周辺に起こる出来事と人々が描かれている、日常の謎解きストーリー。
文庫版裏表紙に書かれた梗概は以下。

もっと気楽に考えればいいじゃないか。手紙で近況報告するくらいの気持ちでね――という言葉に後押しされ、物語を書き始めた駒子。妙な振る舞いをする〈茜さん〉のこと、噂の幽霊を実地検証した顛末、受付嬢に売り子に奮闘した学園祭、クリスマス・イブの迷える仔羊・・・・・・身近な出来事を掬いあげていく駒子の許へ届いた便りには、感想と共に、物語が投げかける「?」への明快な答えが!

読んでみて、全体的に抑えたトーンの地味めな物語だったな、と思いました。穏やかな生活のなかで、時折ささやかな問題が湖に石を投げかけたかのように波紋を描いている・・・。
駒子の真摯な、とても誠実に物事に対する姿勢が今作でも魅力的に描写されていて、その一点だけで、物語を安心して読み進めていくことができます。
実はこの作品、一度読んだかどうかも忘れてしまうほど以前に手に取った記憶があります。おそらく読みきらずに図書館に返してしまったのではないかと思われます。案の定、全く新鮮に読み切れました。
次作『スペース』では駒子やその友達、瀬尾さんがどんな活躍を見せてくれるのか、非常に楽しみです。勢いづいて読みきりたいと思います。
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この庭に 黒いミンクの話 / 梨木香歩 須藤由希子
この庭に―黒いミンクの話
この庭に―黒いミンクの話
  • 発売元: 理論社
  • 発売日: 2006/12/13
  • 売上ランキング: 456690
ちょっと解りづらい短編絵本でした。
『からくりからくさ』の世界で起こった物語なのですが、それの意味が私には解りづらい。
マーガレットの娘ミケルの内的世界での出来事、と片付けてしまってよいのでしょうか?
ミケルの年齢がいくつに設定されているのかが解らず、女の子やミンクが出てくる世界での年齢設定と、終盤、マーガレットと与希子が登場する現実世界での年齢は同じなのか? と疑問がわく。
内的世界でのミケルは充分に大人にみえる。現実世界は幼くみえる。
なんとなく腑に落ちない物語でした。
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るろうに剣心 / 宝塚歌劇雪組
原作は読んだことがなく、アニメもほとんど見ておらず、映画版も見ていない状態で観劇しました。
でも、楽しかった!
弥彦はおいしい役だなぁ、とか、斎藤一も観柳も見栄えがするなあ、とか、加納惣三郎のつまりは望海風斗の歌唱力は鬼気迫るものがあるなあ、とか、やっぱり剣心が息吹いている早霧せいなすげえなあ、とか。
あと、専科の美城れんのおじさまぶりに目を奪われてしまうことしきり。恰幅のいいところ、ファニーでなおかつふてぶてしくもあり、役者として素晴らしいスターさんですね。
物語は設定の説明ダイジェストみたいな一幕前半あたりも含めて、観やすかったです。キャラクタもそれぞれ立っていて、面白く観劇できました。
とにかく重ねて言うけど楽しかった!
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岸辺のヤービ / 梨木香歩 小沢さかえ
岸辺のヤービ (福音館創作童話シリーズ)
岸辺のヤービ (福音館創作童話シリーズ)
  • 発売元: 福音館書店
  • 価格: ¥ 1,728
  • 発売日: 2015/09/09
  • 売上ランキング: 116200
タイトルロールのヤービ、かわいいです。いや、ヤービ族、ベック族ら、マッドガイド・ウォーターに住む小さな住人、あらゆる種族がいとおしい存在として描かれています。
人間との付き合いかたなど、「借りぐらしのアリエッティ」を思い出しつつ読み進めていきました。

語り手はどこか梨木さんご本人を想起させるウタドリさん。ウタドリさんの語り口は温かく、とても優しい。
ほのおの革命家・デューの存在から伝わってくるメッセージ性が、ただ穏やかで甘口なだけではない感じを読み手に伝えてくれました。
この作品はシリーズ第一弾ということで、次の作品の予告が最終ページに置かれています。
どこかムーミンに世界観が似ているかもしれません。名前がパパ・ヤービ、ママ・ヤービなどというところが。
ヤービの健康的な男の子っぷりについこちらも微笑んでしまいます。キジバトに乗って憧れの空を飛んだときの素直な喜びを表現していてかわいいです。
何かの幼虫だというヨンの存在も凄まじいものを感じます。何年も孵らずにいるというのも不思議で、いつか何者かになるのかと想像ができないくらい謎めいています。

とにかく、次作には、ウタドリさんの勤務先の学校の生徒たちがヤービに出会うような展開が用意されているようです。期待してます。
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蟹塚縁起 / 梨木香歩 木内達朗
蟹塚縁起
蟹塚縁起
  • 発売元: 理論社
  • 価格: ¥ 1,404
  • 発売日: 2003/02
  • 売上ランキング: 163501
梨木香歩さんの絵本です。木内達朗さんの抽象性の高い朴訥とした絵が素敵です。油絵なのでしょうか?
文章量は短い、とてもシンプルなお話ですが、主人公の「とうきち」の人柄が浮かび上がってくるように描かれています。
なぜ塚というものができたか、その由来を語っているだけなのですが、不思議な余韻と共にページを閉じると心に物語が染みてきました。
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りかさん / 梨木香歩
りかさん (新潮文庫)
りかさん (新潮文庫)
  • 発売元: 新潮社
  • 価格: ¥ 562
  • 発売日: 2003/06
  • 売上ランキング: 128799


『からくりからくさ』に登場する蓉子の幼いころ、「りかさん」と出会った顛末と、様々な人形や精霊の声や念を聞いたり見たりする。
そんな中編小説と、短編小説『からくりからくさ』の後日譚である「ミケルの庭」の二話を収録しています。

『からくりからくさ』と『りかさん』、どっちを先に読んだほうがいいのか、お勧めする順番はと問われたら迷ってしまいます。蓉子にとってのりかさんの存在の大きさが解るという意味では、『りかさん』をはじめに読んだほうが良いのかもしれません。

りかさんとおばあちゃん、ようこの会話は生き生きとしていて、とても楽しかったり含蓄があったり。人間以外の人形たちの、たとえばアビゲイルのエピソードは胸に迫るものがありました。それを言えばりかさんも人形なんですけども。

「ミケルの庭」は、『からくりからくさ』の登場人物、マーガレットの生まれて間もない女の子・ミケルが主役。ありふれた日常のなかを通り過ぎる嵐が行き過ぎるのを待つのは、大変厳しいものでした。ミケルが健やかに育ってほしいと願ってしまいます。
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ななつのこ / 加納朋子
ななつのこ (創元推理文庫)
ななつのこ (創元推理文庫)
  • 発売元: 東京創元社
  • 価格: ¥ 562
  • 発売日: 1999/08
  • 売上ランキング: 220737

随分と久しぶりに再読した『ななつのこ』。二十年ほど前に読んでいたため、大雑把な概要は覚えていたものの、連作短編のそれぞれのお話の内容については全く覚えていませんでした。
でも、ささやかながらも胸にしみる日常系ミステリという記憶は間違いがありませんでした。でも、解説でも言及されていましたが、鮎川哲也賞受賞作という点、東京創元社から刊行されているという点、そんな先入見なく読めたらまた違った新鮮な感触で登場人物たちに触れられたのだろうか・・・。などと思いに耽ってしまいますが、なんにせよ、派手さはなくとも心に残る見事な名作であることに違いはありません。
駒子の身の回りに起こる些細な、でも捉えようによっては大きな日常の謎は、優しい目線で描かれています。シリーズとして、第二作『魔法飛行』、第三作『スペース』と続いていきますが、駒子の成長を巧みな筆致で読ませてくれることを楽しみにしています。
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巷説百物語 / 京極夏彦
巷説百物語 (角川文庫)
巷説百物語 (角川文庫)
  • 発売元: 角川書店
  • 価格: ¥ 679
  • 発売日: 2003/06
  • 売上ランキング: 28631
この巷説百物語シリーズの三作目が直木賞受賞作の『後巷説百物語』になります。
京極夏彦の小説は百鬼夜行シリーズ(関口のヘタレぶりと榎木津の奇天烈ぶりと京極堂の憑物落としの見事っぷりが楽しい俗に京極堂シリーズと呼ばれるほうです)でさえ追いかけきれていないのに他のシリーズに足を突っ込むのはどうかなあ、と手を出さずにいたのですが、ふと手に取ってしまい、面白さに感動しました。百鬼夜行シリーズは集中して読みきるには覚悟が必要なページ数なので、短編集のこの本は読みやすいですし。

小股潜りの又市、山猫廻しのおぎんら小悪党らと戯作者志望の百介の活躍が、とにかく楽しい。物語としては悲しかったり、やるせなかったり、情けなかったりはするが、人間の業の深さをミステリ仕立てにして楽しく読ませてくれます。


同じ作者の百鬼夜行シリーズが、妖怪の仕業に見える不思議な事件を科学的・論理的に解明して解決するのに対し、本シリーズは逆に人の心の綾を妖怪の仕業に仕立てることで解決するところに特徴があるといえる。

Wikipedia「巷説百物語シリーズ」より引用

読んでいても仕掛けが解らずただただ文字をたどっていると、いつの間にか妖怪の仕業にされた真相が思わず見事。
百鬼夜行シリーズほどキャラクタが立ってはいないけれども、それでも伏線のはりかたと回収の巧さはさすが。キャラクタの描写も、怪異譚に詳しいとはいえ、又市らの事件の解決に巻き込まれていく百介が個人的には好もしいです。
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ガイズ&ドールズ / 宝塚歌劇星組
新トップコンビ北翔海莉と妃海風のお披露目本公演。懐の広い大人の男をコミカルに演じる北翔さん、恋を知って堅物から変身するヒロインをチャーミングに演じる妃海さん。見ていて安定感のあるコンビでした。

個人的には専科の美城れんさんのどれだけ肉襦袢を着てるんだ!という堂々たる体格に、思わずオペラグラスが釘付けでした。演技がコミカルなのは勿論、群舞のとき、最前列最下手(しもてですよ。へたじゃないですよ)で軽やかにダンスしている姿もロックオンでした。

あと、失礼ながら、紅ゆずるさんのカッコよさがこれまではあまりよく解らなかったのですが、今回のネイサン役で魅力がひとかけらでも解ったように思います。渋く決まっていて、コメディでは若干おかしげのあるキャラクタに、「どうしてこれまでこの人を苦手だと感じていたんだろう」という疑問が湧くくらい。

とにかく面白かったです。気づけばたくさんの人々が舞台上にいることが多いので、ファンのかたには堪えられないでしょうね。
こればかりは推し量ることのできないことですが、北翔さんがトップとして輝いているのをできるだけ永く見ていたいと思っています。
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