前田慶次と愛馬・松風に目を奪われまくった。馬の中の人は松竹から派遣されたかたとのこと。そういえば私事になりますが、中学の頃、卒業生を送る会の送る側の見せ物で馬の中の人をやっていました。今思い出した。
それはともかく、今回の公演は未涼亜希をとにかく追いかけるのに夢中だった。トップコンビのサヨナラ公演なのだから、そちらを見ればいいのだけれど、なぜか未涼亜希という小柄な男役スターのラストを見逃せなかった。
トップスターになれるか、なれないか、それは実力だけじゃなく運とか、その他のパワーバランスや大人の事情で決まる。宝塚は実力勝負だけど、実力だけでも頂点に達することはできない。
未涼さんにはトップになってほしかったなァ。詮無いことを思ったりする。それでも時は流れ、新しい人材が訪れ、また一時代を築いていくのだろう。その渡されたバトンがどこまでも続いてゆけばいいな。そう思う。