2023.11.15 Wednesday
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松本隆/風街図鑑~風編~ (JUGEMレビュー »)
オムニバス, 原田真二, 薬師丸ひろ子, 松田聖子, 近藤真彦, 太田裕美 1曲ごとに寄せられた本人コメントが面白い。思い入れの濃淡に思わずほくそえんでしまう。 RECOMMEND
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2012.01.30 Monday 20:18
鷺と雪 / 北村薫
昭和初期の穏やかな時間の流れが、戦争がはじまろうとするうねりへと飲み込まれていく様がリアルに感じられました。 シリーズ三部作の最後のこの一冊でも、穏やかかつ端正な筆致でヒロイン英子の成長が描かれています。 いわゆる「日常の謎」のミステリ要素も、時代ならではの空気を湛えたもので、過去2作の伏線もゆるやかで心地よいです。 作品も時系列に沿っていて、収められた3作品のトリを飾る表題作の幕切れも、またゆっくりと胸に迫ってくるものがあります。 これから動乱の時代を進んでいくことになろう英子とベッキーさんの行く末が気にかかるけれど、きっと、復興した東京で健やかに生きていてくれると信じたくなる良い作品でした。 2012.01.22 Sunday 18:48
僕は、そして僕たちはどう生きるか / 梨木香歩
主人公のコペルは14歳。親友のユージンは「群れ」から離れ学校には行っていない。 叔父のノボちゃん、ユージンの従姉ショウコ、オーストラリア人のマーク、そして「インジャ」。 彼らが過ごした濃密な一日を閉じ込めた物語。 2012.01.13 Friday 23:46
break new ground / 佐々木主浩
大魔神佐々木のそれは米大リーグに行く前夜に出された。 globeのライブにゲスト出演して、小室氏が佐々木からのオファーを受けたというかたちでのCDデビュー。 しかし、すでに小室氏の神通力は弱まっていた。 甲斐よしひろのプロデュースをしたものの、先行シングルがだだ滑りして、アルバム発売中止の憂き目にあったりしていたころだったような気がする。 で、この『break new ground』は、一聴して「デモ音源!?」と思うほどチープな打ち込みのバックトラックが哀愁を誘う。 そして、佐々木の歌声・・・下手ではない。ではないのだが。だけれども。うーん、棒のようなくびれのない歌唱がこれまた哀愁を感じさせる。 コーラスが小室氏なのもまた、全体の歌としてのクオリティを独自の次元へ連れ去ってしまっているような。 いいとか悪いとか今さら何を、って感じですよねえ。 アレンジのスカスカ感が逆にいとおしくも思える。 AAAとか浜崎あゆみとか森進一とか、事件を経て活発になりはじめたソングライター小室氏の第一次凋落(第二次があるかは知らんが)のはじまりにリリースされたことを忘れないでおきたい。 H Jungle with tの三作やこの作品など、いずれは『Hit Factory 2』にて小室氏の歌唱で聴いてみたくなる。 『digitalian is eating breakfast 2』や『globe 2 pop/rock』が実現されたのだから、いつかきっと早い将来、結実してほしいと思っている。 |
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