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posted with Socialtunes at 2011/09/04
重い作品です。かといって読みづらくはなく、流されるように読み終えることができました。生と死がステレオタイプではない生々しい有り様で読み手に提示される感じ。前半の東京、武蔵野での愛犬マースやパートナー鐘二との日々、中盤以降のウガンダでの霊的な科学では割り切れない出来事たち。棚(フリーライターの翠のペンネーム)にとっての日常が何も変わらないような顔をして大きく変容していく。
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