2023.11.15 Wednesday
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松本隆/風街図鑑~風編~ (JUGEMレビュー »)
オムニバス, 原田真二, 薬師丸ひろ子, 松田聖子, 近藤真彦, 太田裕美 1曲ごとに寄せられた本人コメントが面白い。思い入れの濃淡に思わずほくそえんでしまう。 RECOMMEND
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2007.07.19 Thursday 23:12
空を見上げる古い歌を口ずさむ / 小路幸也
小路さんの本はこれまで4冊読んできたのですが、ようやく文庫落ちしたので、メフィスト賞受賞のデビュー作を読むことが出来ました。 内容は・・・結果から言ってしまうと、あまり満足できませんでした。 人の顔を「のっぺらぼう」としてしか認識できなくなるという設定は、おもしろくてよいのだけれど、ミステリとしては謎解きの部分が甘すぎるような気がします。冒頭で提示された謎が解決されないまま放置されていたり、うーん・・・という感じです。 一貫して兄が弟夫婦とその息子にむけて語りかける調子なので、なんか読んでいてむずがゆいきぶんになってしまいますが、ミステリじゃなくファンタジーとして読むほうが個人的にはいいのかなあって思いました。 2007.07.08 Sunday 06:42
触身仏 蓮丈那智フィールドファイルII / 北森鴻
読書にいそしみたいと思いつつ、本来なら京極夏彦の『邪魅の雫』を読み切りたいものの、大物にとっかかる気力も時間も体力もないので、読みやすい連作短編集である北森さんのこの本をチョイス。 常識や体面を鼻にもかけない異端の民俗学者・蓮丈那智と、その助手・内藤三國が出会う数々の事件を描いている。 相変わらず読みやすい。でも、そろそろマンネリ? と思ったのだけど、最後の一編でもうひとり助手があらわれて、今後は彼女も蓮丈のフィールドファイルの常連さんになるのだろうか、それともこの回限りのゲストに過ぎないのか、ちょっと気になる。 内容に目を向けると、内藤のヘタレぶりに更に磨きがかかっていて、面白い。特に「即身仏」「ミイラ」に対するトラウマっぷりが読んでいてツボにはまりました。 ところで、蓮丈や内藤は何歳ぐらいの設定なんだろう? 蓮丈は講座を受け持って十年経つという記述があるからなんとなく察しはつくのだけれど、年齢を感じさせる描写が少ないので解らない。内藤は二十代半ばから後半、もしくは三十歳くらいだろうか。 |
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