読書・観劇記録、音楽メモを中心とした備忘録ブログです。
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ケミカルなんだけどナチュラル。一度聴いたら病み付きになる名盤です。
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丘の家のミッキー 6 / 久美沙織
丘の家のミッキー〈6〉 (集英社文庫―コバルトシリーズ)
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  • 発売元: 集英社
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おかみき六冊目。

なんとこれでひとまず『丘の家のミッキー』は終了する予定だったそうです。いや「一応」終了する程度のことで、再開する意欲は満々のようですが、ひとまず区切りをつける、ということだったみたいです。その後、七冊目からは高校編が始まります。

 

うららとのぎくしゃくした関係に堪えられない未来は、苦手だけどうららと仲の良いみづゑを理解したいと思い、会うことにする。

何故うららと親しい関係をもっているか知りたいなら、『ミッキー』に乗せろというみづゑ。もう時間は早くないし、なんとなく嫌な予感を引きずりながら、二人きりで夕暮れに海へと出ることにする。

みづゑが中学一年のとき、朱海との結婚を勝手に申し込んできたのが小学生だったうららだった。朱海の代理でうららがみづゑと結婚式をささやかに挙げ、誓いのくちづけを交わしたのだという。

そんな話をしたのち、海が荒れはじめ、ふたりの操縦もあまりうまく通じ合うことができなくなり、桟橋に懐中電灯を振りかざす朱海を確認する。そして、桟橋に突っ込んでいってしまう・・・。

意識を取り戻したらそこは病室。顎にひびが入って、左腕が折れてしまったのだという。二週間話すことができなくなった。『ミッキー』は壊れ、朱海は事故に巻き込まれ、目に怪我をしてものが見えなくなってしまった。

朱海の病室に、一人で訪れた未来は、くちづけを朱海とかわす。

未来も回復し喋れるようになり、朱海も無事目が見えるようになり、ふたりとも退院した。その後、ふたりきりの海岸で、朱海と未来の父との出会いや、未来が幼稚園の劇で天使役をやりたかったけれどできなかったことなど話をした。

やがて受験シーズンが訪れ、華雅学園の入試に杉丸とともに挑んだ未来。受験前にソロリティ―の方々から校章を渡してくれ、奮起するふたり。試験中に出会った笙子という落ち着いた凛々しい少女とも仲良くなれそう。

華雅の合格発表を一般より早く教えてもらい、試験が満点で合格だった未来。杉丸も笙子も合格していることを知らされ、卒業式の予行演習を舞台袖から見学されることを許される。

そこで、校長さまはご挨拶で、外部の人は理解しがたく悪魔の誘惑も多く、それを避けるために華雅でできた友人だけが永遠だというようなことをおっしゃる。思わず、「違います!! それは、違います!!」と叫んでしまう未来。華雅の内部に凝り固まってしまうことは、こちらが軽蔑している人に実は軽蔑されているのではないか、されるべきなのではないかと語りかける。

そのスピーチのあと、麗美さまは率先して拍手をしてくださり、それからほとんどの方が立ち上がって拍手してくれた。

そして、待ち合わせた朱海に、華雅の入学を断ってしまったことを告げる。ヨット『エンチラーダ』を借り、使えるようになったこと、「いっそ、高校なんて行くのやめちゃえば?」「花嫁修業すればいいじゃない?」というふざけ半分の言葉を朱海は言う。

未来は、森戸南の試験を受けるべく、ツル先生に電話をかけ、貸しはいつかきっと返してもらうぜ、などと軽く脅されてしまう。

 

未来は予想通り、森戸南に入学することになりそう。華雅に戻ってしまうともはや華雅の優等生ではいられないだろうから、これがベターな選択だと思われる。

それと、みづゑ絡みでこれで二度目のヨット事故が起きてしまったことにびっくり。最初はなんとか死にそうにはなりながら、なんとか怪我もなしに済んだけれど、今回は思いっきりひどい怪我をしてしまった。朱海も。みづゑがお見舞いにも来ないのは、やっぱり責任を感じていて、さらに朱海にまで怪我を負わせてしまった引け目があるから、合わせる顔がないからなんだろうな。

未来と朱海の関係の進展も、遠距離通学の華雅に行くより、近場である森戸南に通ったほうがうまくいくだろうし。ひとまず終わり、というにはあまり終わった感がしないのは、リアルタイムで読んでいない、十巻で完結することを知っているからなんだろうなァ。とはいえ、あと四巻。ページ数も後半戦は少なくなっているし、思い切って物語を堪能したい。

| coutaca | 書籍(久美沙織) | comments(0) | trackbacks(0) |
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