読書・観劇記録、音楽メモを中心とした備忘録ブログです。
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丘の家のミッキー 5 / 久美沙織
丘の家のミッキー〈5〉 (集英社文庫―コバルトシリーズ)
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  • 発売元: 集英社
  • 発売日: 1986/04
  • 売上ランキング: 410584

 

おかみき五冊目。

朱海とともに華雅学園の文化祭に行くことになった未来。道中、うららが華雅幼稚園を受けたことを知る。

華雅に男の人同伴で訪れることで、変な噂が立ってしまうだろうことを認識しながらも、未来は何も悪いことはしていないと、胸を張っていようと決意する。しかし、朱海はそこを察して別行動をとることに。

そして、ソロリティ―のバザー会場で過ごしていると、演劇部が公演中の講堂の照明が故障して、麗美さまがそれを直しに舞台の上の上に行ってしまった。それに朱海も麗美さまを助けようと舞台機構のなかに入ってしまったのだ。舞台の上の上の通路がひしゃげて切れて、演劇続行中の舞台に麗美さまがずり落ちて登場してしまう。朱海の手が捕まえて宙吊りになっているのだが、通路が舞台に近かったので、演劇部長・西本が麗美さまの腰を抱いてうまく降ろしてくれた。

この一件で朱海の存在は華雅に英雄として轟いてしまった。朱海の本意ではないにもかかわらず。

 

ヨット・レースに参加することになった「ミッキー」。短い練習期間で、くじ引きで出場者ふたりを決めることになる。しかし未来は直前に風邪をひいて高熱を出してしまい、見学が確定してしまった。お見舞いに来た朱海も、本人と麗美さまの写真を飾る未来にぎこちない不機嫌さを露わにして帰ってしまう。

レースの当日、乗ることになったのは尚志とうらら。会場の葉山マリーナは人でごった返している。そこへなんと麗美さまが現れる。未来がお手紙で知らせたこともあってだろうが、実はそれだけではなく、別の理由もあってレースに訪れたのだった。

なんと、麗美さまが、朱海を想いながら袖にされるという現場を、未来は目の当たりにしてしまった。

肝心のレースは、十九位という成績を飾ることができた。

ところどころで現れるみづゑと衝突を繰り返す未来。うららに何故みづゑの味方で彼女を慮った言葉ばかり言うのか、と問うと、つまらないことで敵や味方に分けて人付き合いしたくない、自分の価値観を相手に押し付けることはしたくない、と告げる。つい非難してしまうと、うららは気軽に未来を見捨ててしまうようにして去っていった。ただのケンカなのか、うららが未来に匙を投げてしまったのか。次巻に続く!

 

いい加減に気づいてやれよ、未来。

そう声をかけたくなる。

いたるところで好意を仄めかしているというのに。でも、そんな未来だからこそ魅力的とはいえ、限度があるぞ。

朱海と麗美さまと未来の三角関係(!)という自覚も未来にはほんの欠片にもない。もし知ったらひっくり返るぞ。朱海の麗美さまへの思いの矢印がない以外は、麗美さまは未来を可愛く想っているし、未来は麗美さまと朱海を別の次元で好き。

朱海は耐える日々を送っているなァ、と労いたい気分になる。

 

おかみき全十巻読書も折り返し地点を迎えました。未来の成長した部分とまだ子供の部分、どれも魅力的だ。大人しいお嬢様とはいえ、言いたいことは言ってしまうし、ケンカもする。華雅に通っていなければ、案外お転婆な娘さんに育っていたのではないかと想像します。どんなかたちで物語が終わるのか、寂しいような待ち遠しい気分でいっぱいです。

| coutaca | 書籍(久美沙織) | comments(0) | trackbacks(0) |
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