読書・観劇記録、音楽メモを中心とした備忘録ブログです。
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ケミカルなんだけどナチュラル。一度聴いたら病み付きになる名盤です。
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丘の家のミッキー 2 / 久美沙織
丘の家のミッキー〈2〉 (集英社文庫―コバルトシリーズ)
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  • 発売元: 集英社
  • 発売日: 1985/01
  • 売上ランキング: 235292

 

おかみきの二巻目。

アメリカからの留学生・バートは古い邦画、特に原節子に憧れる日本人とのハーフ。朱海の家にホームステイしている。朱海がバートのためにひらいた聞香会で遭遇した、親戚のみづゑは朱海との噂を信じてあからさまに未来に意地悪してくる。うららと朱海の姉・香織さまは華雅御前とも呼ばれた華雅エンヌだったが、それゆえに卒業せずに小説家へと転身したのだという。しかし、華雅出身であることを未来が名乗ったりすると、発狂寸前になってしまうほど、華雅にいたという過去がアンタッチャブルなことになっているらしい。

そんな新しい出会いのなかで、未来の悩みは、ヨット『ミッキー』に乗るために、懸垂をできるようにならないといけないこと。人の助けなしに船体に乗れないと、迷惑をかけてしまうからだ。でも、未来は懸垂どころか腕立て伏せすら覚束ない。努力せねばと、朱海にコーチしてもらったりもした。

みづゑに、彼女の在学している聖フェリシアに合格して蹴ってみせると、ケンカついでに啖呵をきってしまったり、学校では夏期講習へのお誘いもあり、高校受験のムードも高まってきている。未来も、華雅の外部試験の過去問題をやろうとするも、なんだかんだで出来ずじまい。

ヨットに乗るには、この夏が最後かもしれないからだ。朱海たちが来年は大学受験生となるのだ。このタイミングを逃したら、ヨットを楽しめる機会が遠くなってしまう。悩ましい未来は、ヨットに乗るのだが、沖でみづゑのウィンド・サーフィンと接触し、海の中へ落ちてしまう・・・。

 

未来と朱海との距離感が少しずつ縮まっていくのが微笑ましい。とはいえ、あくまで小刻みではあるけれど。

そして、香道の聞香会の場面があるのが興味深い。香道はきっと奥深いだろうから、今後、もうちょっとフォーカスしてくれると嬉しい。

さて、未来は華雅学園に戻るのか、森戸南に残るのか、それとも外部の他の高校に!? どこになるとしてもひと悶着ありそう。早くも華雅に戻るという選択肢が一択だったはずなのに、それも揺らいできた。恋愛モノというよりは未来の成長の描写に重きを置いているおかみきだから、どう転んでも楽しいだろう。杉丸がトコの想い人・加奈子さまを慕ってしまい、華雅学園に進学しようとしているくだりも面白い。受験は実は大したことではないけれど、ある意味では人生の分岐点ともいえるので、そこをどうにか乗り越えていただきたい。未来も杉丸も朱海も。

| coutaca | 書籍(久美沙織) | comments(0) | trackbacks(0) |
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