読書・観劇記録、音楽メモを中心とした備忘録ブログです。
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ケミカルなんだけどナチュラル。一度聴いたら病み付きになる名盤です。
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月曜日は、女神にララバイ / 図子慧
月曜日は、女神にララバイ (集英社文庫―コバルトシリーズ)
  • 発売元: 集英社
  • 発売日: 1990/05
  • 売上ランキング: 2254399

 

シリーズ第三作目にして図子慧最後のコバルト文庫。まあ、その後スーパーファンタジー文庫からは出す訳ですが。

青春ミステリといった雰囲気のある作品。

仙子が真夜中にとった「宮内に関わるな、死ぬ」という謎の電話。

宮内家は病院を経営する大金持ち。仙子の親友・青葉の母方の親戚である。病院事務長の息子・雪矢の家庭教師を請け負った透仙は、青葉の従姉である薔子に恋してしまう。また、テレパスの能力もなくなってしまった。

そして、自動車事故で薔子が怪我を負うことに。

「お前の大事な女が死ぬ。手を引け」と再度かかってきた電話は関係あるのか?

そして話は二転三転して・・・といった筋。

 

面白く読めました。まさかのミステリでしたが、図子節がきいています。シニカルでクールでファニー。

青葉は暁彦に失恋して、高柳にひょっとしたら・・・という流れもいい感じ。仙子と温海が仲睦まじい描写で終わる物語は、その次を読ませてくれるのでは、と期待しちゃっていたでしょう、この作品をリアルタイムで読んでいたなら。結果、透仙や仙子、温海、青葉らのこれからが描かれることはないだろうということも、2017年の現在の私は知ってしまっている。

コバルトで活躍し続けることも難しいし、一般文芸の世界で活動することも容易くない。

それでも、図子慧にはコバルト時代を黒歴史にしないで、それも含めて名作を生み出していってほしい。

過去作の電子書籍化で、人気に火がつくかもしれない。とにかく書き続けていって、それを出版できる環境があり続けていってほしいと思う。

| coutaca | 書籍(図子慧) | comments(0) | trackbacks(0) |
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