読書・観劇記録、音楽メモを中心とした備忘録ブログです。
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ケミカルなんだけどナチュラル。一度聴いたら病み付きになる名盤です。
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平成十七年、読書ライフの総括。
ま、総括っていっても、そんな大それた内容じゃありませんけれども。

読書メモの記事は23個。ブログを始めた10月下旬以前には、3作品(小野不由美『屍鬼』、京極夏彦『陰摩羅鬼の瑕』、京極夏彦『文庫版 狂骨の夢』)しか読んでいないので、書籍に関しては、ここ2か月ほど反動的に読みまくった感があります。

ちなみに、ブログ開始以前に読んだ本について、軽く。

『屍鬼』は発売当時に上巻を読んだっきりになっていたので、6年ぶりのリベンジでした。クオリティは高いと思ったんですが、いかんせん話が長すぎた。もちろん、必要不可欠な長さではあるんだけど、だれてしまいました。

『陰摩羅鬼の瑕』は、いまいち味付けが薄くて、犯人とトリックが比較的わかりやすいという点を無視してもいまいちだったような。榎木津のいつもの奔放さをひたすら楽しむだけでした。

かなり前にノベルス版で読んだとき、集中して読めなかったせいか、事件のトリックと真相がいまいち呑み込めなかった(結構入り組んだお話なんですよ)ので手に取った『文庫版 狂骨の夢』。ノベルス版が上梓されたあと、事件のトリックや登場人物の心理などについて批判されたため、文庫化に際して大幅な加筆修正がなされたとのこと。そのせいかどうかは解らないけれど、今回はすっきりと呑み込めました。強引さは多少ありながらも、ミステリとしての魅力もあふれてるなァ、と思いました。

今年読んだなかでいちばんよかった本(再読ものを除く)は、強いて挙げるなら、梨木香歩『村田エフェンディ滞土録』と、米澤穂信『クドリャフカの順番』の2冊。同率首位ということで。小粒でピリリと辛い作品は多かったものの、スケール感と自分の好みにはまったのがこのふたつでした。
2冊はベクトルが違うので、比較できない面白さを堪能しました。

『村田エフェンディ滞土録』は、それまでの読んだ作品と違って、ちょっとあっさりしてるかな? と思いつつ読み進めていくうちに、その深さに足をとられる感じでした。梨木さんを見くびってたわけじゃないけど、予想とは違った種類の「深み」だったので、びっくりしたんです。ふところの深いお方です、さすが・・・。

『クドリャフカの順番』は、とにかく青春モノとして、凝らされた趣向の数々に躍らされました。この先のシリーズをさらに期待させてくれる伏線も随所に隠されてるっぽいし、ほんとに出会えてよかった一冊です。

今年は、米澤さんと、小路幸也さんの存在を知れたことが最大の収穫だったように思います。小路さんについては、変な先入観をもって読み始めてしまったことが悔やまれます。構えないで、ただ物語の世界に身を委ねるように小路作品を読んでいきたいです。

来年は、このふたりと梨木香歩さんの本を読破することを目標にします。皆さんまだそれほど多くは出されていませんし、充分実現可能な範囲なので。

それにしても、見事にノンフィクションばかり。去年まではフィクションのほうが多かったくらいだったのに。これも反動でしょうか。来年はもっと満遍なく読みたいもんです。いや、無理か。

限りなく0に等しいほど少ないと思いますが、この記事をご覧になっているみなさま、今年もお世話になりました。よいお年を!

天国はまだ遠く クドリャフカの順番―「十文字」事件 サンタクロースのせいにしよう 愚者のエンドロール 氷菓 蛇を踏む 秘密室ボン 袋小路の男 BG、あるいは死せるカイニス ホームタウン スクランブル 物語が、始まる 春期限定いちごタルト事件 街の灯 図書館の神様 ぶらんこ乗り てるてるあした レインレイン・ボウ 文庫版 狂骨の夢 陰摩羅鬼の瑕(おんもらきのきず) 屍鬼〈上〉 屍鬼〈下〉
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